投資信託とは!メリット、デメリット
投資信託とは、みんなから集めたお金をまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用して、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品で、最近投資を始めたばかりの人に注目されています。
目次
1.投資信託っなに
2.投資信託のメリット
3.投資信託のデメリット
4.投資信託の全体像
5.投資信託は2種類
1.投資信託ってなに
投資信託は投資家から集めたお金を、資産運用の専門家が、株式や債券等の金融資産や不動産などに分散して投資し運用成果を投資家に還元する金融商品です。
2.投資信託のメリット
・資産の運用をあなたの代わりにプロが行う
・分散投資して運用してくれる
・少額から始められる
3.投資信託のデメリット
・元本保証がない
・手数料が取られる
・短期益は低い
4.投資信託の全体像
投資家・・・資金を出す人(受益者)
販売会社・・投資信託を販売する会社
運用会社・・投資信託を作り、運用の指示を出す会社
信託銀行・・投資家の資金を保管・管理する会社
5.投資信託は2種類に分かれます。
1.パッシブ運用
目標株価とされるベンチマーク(日経平均株価やTOPIXなどの指標)と連動する運用成果を目指す運用手法
ベンチマークと同じ動きを目指すので手数料が安い。
2.アクティブ運用
ベンチマークを上回る運用成果を目指す運用手法
手数料が高いです。
日経平均とは?
一部上場した企業の約1700社の内選抜で選ばれた225社の平均株価の事を言います。
アクティブ運用がパッシブ運用に負ける割合は、10年目で日本は64%アメリカで88%グローバルで92%です。
結論アクティブ運用よりパッシブ運用の方がオススメです。
6.投資信託の利益はキャピタルゲインとインカムゲインがあります。
1.キャピタルゲイン
株式や債券など、保有している資産を売却することによって得られる売買差益のことです
2.インカムゲイン
資産を保有していることによって得られる収益(利息や配当等)
1.投資信託の運用目標は、「ベンチマーク」を上回ることです。
ですから相場が下落局面で運用成績がマイナスになっても、ベンチマークを上回っていれば評価されます。
投資信託のコストは、購入時手数料と信託報酬です。購入時手数料は投資信託を買う時にかかるコストで、0~3%の手数料がかかります。また年率1.5%前後の信託報酬が、毎年徴収されます
2.ヘッジファンドは、相場が上がっても下がっても、プラスの利益を目指します。ベンチマークなどの比較対象がない状態で、どんな相場環境でも利益を目指す運用です。
ヘッジファンドも、年間の管理手数料は運用残高の2%程度で、投資信託の信託報酬と変わりません。しかし、利益に対して20%の成功報酬がかかります。成功報酬とは、運用成績に対して20%など一定の率をかけたものを、ファンドマネージャーが受け取るものです。利益をだせばファンドマネージャーの収入も上がることから、運用成績を上げる動機を高める効果があります。