会社では教えてくれない債権投資
初めて投資を考えているがどうしたらいいか分からない人の為に、今回は『債券』について解説していきます。
目次
1.投資の種類
2.年利の種類は大きく分けて2種類
3.債権とは?
4.債権と定期預金の違い?
5.債権の利子について
6.債権価格
8.まとめ
1.投資の種類
投資の種類には、「債権」「投信」「ヘッジファンド」「株式」「先物」があります。
投資は、リターンが高ければ、リスクも高く
リターンが低ければ、リスクも低くなります。
2.年利の種類は大きく分けて2種類
「単利」「複利」があります。
例えば、年利3%で1000万円を投資した場合
単利では10年で1300万、20年で1600万、
複利では10年で1344万、20年で1806万になります。
72の法則でお金が2倍になる期間がわかる
72÷年利=お金が2倍になる期間
例えば年利3%の場合、2倍になるには
72÷3=24 24年で元本の2倍になります。
3.債権とは?
債権はお金が必要とする発行体(国・自治体・企業)がお金を集めるために発行するもの。
4.債権と定期預金の違い?
債権と定期貯金の違いは
債権には、
「価格の変動がある」
「金利の変動がない」
「元本の保証がない」
1.価格変動ある
債権は償還日前で売却することができます。債権を売却する際は相場の変動があります。ただ相場の変動があってもその債権を売却せずに持っていれば償還日にはお金は戻ってきます。
2.金利の変動がない
定期預金は金利は変わりますが、債券は初めに決めた
金利は償還日までずっとかわらないです。
3. 債権は元本の保証がない
例えば銀行が破錠や倒産した場合最高1000万の保証(ペイオフ)ができますが、債券は保証が全くありません(デフォルト)。
5.債権の利子について
債権の利子には利付き債と割引債がある
1.利付債
利付債はシンプルで、毎月・半年・年間と債権
ごとに決められた期間で償還日までに利子を定期的にもらえる。
2.割引債
割引債は、額面より低い価格で発行される。
利息ゼロの債権である。
6.債権価格
1.新発行債
新発行債は、新規に発行される債権であり、価格は
発行価格にて取引されます。
2.既発債
既発債は、市場に出回っている債権であり、価格は
時価にて取引されます。
外国債権はリスク分散に最適!
例えば、1ドル=100円の場合
100万円でアメリカの国債を、10年、金利2%で購入したとすると、その際購入できるのが1万ドルに
なります。
利子の儲け・・・2万円/年×10年=20万円
為替の儲け・・・1ドル=100→120円=120万
まとめ
・銀行に貯金しているのは思考停止状態です。
・債権は比較的にリスクが低いです。
・債権には新発行債と既発債があります。
・利益獲得は様々な手法があります(利付債・割引債)
・資産リスク分散のためにも外国債重要です。